
今日の給食は
すまし汁(麩)
おでん3種「卵
・大根・絹揚げ」
スパゲティーサラダ
ウインナー天
野菜の
粒マスタード和えです。
*お麩について
今日はすまし汁に入っているお麩(ふ)についてお話します。
麩の歴史は古く、中国では1200年前の唐の時代から
食べられていました。
日本には鎌倉時代に伝わり、室町時代にはお寺で修行する
僧たちにとって重要なタンパク源として精進料理に
盛んに利用されました。
麩が何から作られるか、知っていますか?
麩のもとになる物は「グルテン」というたんぱく質で
小麦に多く含まれています。小麦粉に水と塩を加えて
粘りが出るまで混ぜ、水ででんぷんなどを洗い流すと、
もちもちとしたグルテンが残ります。
これを蒸したものが「生麩(なまふ)」になります。
グルテンには体に必要なアミノ酸が豊富に含まれており、
その中でも特にグルタミン酸が多く、
記憶力の維持や脳の活性化に役立つといわれています。
しかも低カロリーなのに消化吸収力が高いため、
「ヘルシー食品」として注目されています。